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お墓ができるまで

佐藤新作石材はご提案から納品まで一貫して請け負います。
当社は自社工場を設けることで、複雑で繊細な加工・施工ができ、
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お墓を建てる機会はそうそう多いものではなく、お墓のことをどこに相談すればよいのかわからない方もいらっしゃるのではないでしょうか。新たにお墓を建てる、お墓のリフォームをする、墓じまいなどお墓にまつわるお悩みは、地域に根付いた石材店に相談しましょう。お墓を建てる際にかかる費用や、お墓のリフォームの内容、墓じまいの流れについてご紹介します。

お墓の基礎知識

お墓参りをすることはあっても、お墓について知らない方は意外と多いです。お墓の基本知識とお墓ができるまでの流れ、お墓を建てる際に必要な費用についてみていきましょう。

お墓の種類

お墓の形や大きさには決まりがなく、好きな形でお墓を建てることが可能です。ただし霊園や墓地によっては墓石施工に関する決まりがあるケースもあるため、お墓を建てる前に必ず確認しておきましょう。お墓の種類は大きく分けて3タイプ、和型墓石・洋型墓石・和洋折衷型があります。

1.和型墓石

「◯◯家之墓」と家名が書かれた、縦長の石(竿石)が立てられたお墓を和型墓石といいます。多くの方がイメージするお墓の形が、和型墓石なのではないでしょうか。江戸時代の頃から一般化した、日本の伝統的なお墓の形です。

2.洋型墓石

洋型墓石は台石の上に、低くて幅の広い石を乗せた、欧米風デザインの墓石です。ガーデニング霊園や芝生墓地によく映えることから、近年洋型墓石を選ぶ方が増えています。洋型墓石は宗旨宗派を問わないことがほとんどで、信仰に関係なく選べます。

3.和洋折衷型

和型墓石と洋型墓石のデザインを組み合わせたのが和洋折衷型です。洋型墓石を日本のお墓の形に落とし込むことで、お墓の印象が明るくなり現代風になると人気があります。

お墓ができるまでの流れ

お墓を建てる際は、必ず石材店の施工が必要です。お墓を建てる区画の状況にもよりますが、区画整理や地面の舗装がされていない場合は基礎工事から行います。石材店に依頼するところから、お墓が完成して開眼するまでの流れをみていきましょう。

  1. 打ち合わせ・現地確認

    お墓のデザインや墓石の種類、希望納期などを決めていきます。さらにお墓を建てる墓地の現状確認を行い、必要な工事工程を計画します。

  2. 計画・見積

    墓石専用のCADシステムを用いて墓石の完成イメージを作成し、見積を出します。

  3. 契約

    墓石の完成イメージと見積に納得したら、石材店と契約を結んで工事に入ります。

  4. 墓石加工

    お墓に使用する墓石の加工を行います。お墓のリフォームの場合はご先祖のお墓を一度解体して、墓石をていねいに磨きます。

  5. 文字デザイン・彫刻

    墓石に家紋や健立者など、文字を彫刻していきます。

  6. 基礎工事

    お墓の区画の基礎工事を行います。現場の状況に応じて、地面の舗装や外柵などを設置します。

  7. 墓石据え付け工事

    お墓の台石に、家名などを彫刻した竿石をつなぎとめる工事です。金具やシリコン製耐震用ボンドなどを使用してお墓を建てていきます。

  8. 引き渡し・開眼

    完成したお墓の検査を行い、問題がなければ引き渡しになります。石材店によっては、開眼式や納骨に立ち会ってもらうことも可能です。

お墓を建てるときに必要な費用は?

和型墓石や洋型墓石など一般的なお墓を建てる費用は、総額100万円〜350万円ほどが相場といわれています。費用には墓石代のほか文字の彫刻費や基礎工事費、墓地の土地代などが含まれているケースが多いです。

墓石の種類や墓地の面積、付属品などによって費用は大きく異なります。石材店と打ち合わせをする際は、費用の内訳について綿密にすり合わせておきましょう。

【費用の内訳】
  • 墓石代‥60万円〜200万円
  • 墓地代‥40万円〜150万円

お墓のリフォーム

お墓のリフォームとは、傷みや劣化が出始めたお墓をきれいにして、できる限り建てた当時の状態に戻すことをいいます。お墓は家と同じように、建ててから一定期間が過ぎたらリフォームが必要です。お墓は常に雨風や紫外線にさらされているため、想像よりも劣化しているケースもあります。墓石に細かなヒビや割れが生じている場合、すぐに点検を依頼してお墓リフォームを行いましょう。

お墓リフォームを行うタイミングの目安

お墓のリフォームを行う頻度は、10年〜20年に1回を目安に行うのが理想です。お墓にヒビや割れなど損傷が見受けられなくても、一定期間が過ぎたら点検を兼ねてリフォームを行いましょう。

素人目にお墓に異常が無くても、プロが点検すると損傷が見つかることもあります。お墓にヒビや割れが生じたまま放置すると、お墓が倒壊する恐れがあり非常に危険です。お墓が倒壊すると参拝者に危険が及ぶこともあるため、定期的なお墓リフォームは必須になります。

また大きな地震や自然災害が起きた後は、必ずお墓の点検を行いましょう。地震によって墓石の石組みがズレてしまった場合は、すぐに石材店に修理を依頼してください。

お墓をリフォームするメリット

新しく建てたばかりのお墓でも、2〜3年経つと徐々に劣化が始まります。お墓のお手入れをせずそのままにしておくと、50年ほどたった頃には建て替えが必要になるケースも多いです。お墓の建て替えには200万円〜300万円ほどの費用がかかるといわれ、新しくお墓を建てるよりも高額になるケースもあります。

その点お墓リフォームにかかる費用は内容にもよりますが、1回あたり3万円〜20万円でお墓を新品同様に戻すことが可能です。お墓の建て直しに高額な費用を払うよりも、定期的にお墓リフォームを行うほうが節約になるでしょう。

また先祖代々続いてきた大切なお墓を建て直しするのは、ご先祖様に申し訳ないという思いになるかもしれません。大切なお墓を永く保つには、定期的にお墓リフォームを行いましょう。

お墓のリフォームの内容と費用

お墓リフォームでできることと、必要な費用をご紹介します。

  • 墓石のリフォーム

    古くなり傷んだ墓石は、撤去して新しい墓石に交換することができます。お墓の建て直しに近い大規模なリフォームですが、基礎工事からやり直す必要はありません。墓石代と墓石の撤去費用を合わせて30万円程度が相場です。

  • 墓石の磨き直し・清掃

    雨風にさらされる墓石は、水あかや日焼けにより変色することがあります。墓石を再研磨して磨き直すことにより、新品の墓石と変わらないツヤを取り戻すことが可能です。墓石の磨き直しは20万円程度、清掃は5,000円程度が相場になります。

  • ペンキの塗り直し

    墓石に彫刻した文字はペンキで塗られており、月日が経つとペンキが落ちてしまいます。見栄えが悪くなるため、定期的にペンキの塗り直しを行いましょう。費用は文字の量やペンキの種類によって異なりますが、1万円〜3万円程度が相場です。

  • 文字の入れ直し

    墓石に彫った文字に誤りがあり名前を変更したりなど、彫刻した文字の入れ直しが必要になることもあります。文字の入れ直し作業はお墓ではできないため、一度墓石を撤去して石材店で行わなければなりません。文字の入れ直し作業にかかる費用は、墓石の撤去・再設置費用と文字の入れ直し費用を合わせて2万円〜5万円が相場です。

  • 墓石の組み直し

    地震の揺れや台風などの強風により、墓石が傾いたりズレてしまったりすることがあります。このような場合は墓石の組み直しを行い、元のバランスに戻さなければなりません。墓石の組み直しにかかる費用は、おおよそ15万円〜30万円が相場です。費用は使用している石の種類や墓石の部品の数、お墓の立地条件によって異なります。

  • 接着剤の塗り直し

    墓石の組み立てには金具を使用しますが、強力に墓石を固定させるために接着剤を使用することもあります。墓石を固定している接着剤は時間が経つと劣化し、接着力が弱くなるため定期的な塗り直しが必要です。接着剤の塗り直しにかかる費用は、4万円程が相場になります。

墓じまいとは?

近年お墓を継ぐことが困難になり、墓じまいを考える人が増えているといいます。墓じまいとはお墓から遺骨を取り出し、お墓を撤去して更地に戻すことです。墓じまいをした後は墓地の使用権を管理者に返還します。取り出した遺骨は山や海などに散骨、自宅保管、永代供養で供養するケースが多いようです。

墓じまいの流れ

墓じまいをするためにお墓の撤去・解体を行うには、自治体の許可が必要になります。証明書の申請には少々手間がかかるため、撤去日が決まったらすぐに準備に取り掛かりましょう。

  1. お墓を撤去するには、必ず墓地を管轄する自治体に許可を取らなければなりません。現在のお墓を管轄する自治体から「改葬許可申請書」を取り寄せてください。改葬申請書は1遺体につき1通用意します。
  2. 現在のお墓がある墓地の管理者に墓じまいを行うことを伝え、遺体が埋葬されていることを証明する「埋葬許可証明書」を発行してもらいます。
  3. 墓じまいの後に遺骨を納める場所を決め、新しい改葬先で「受入証明書」を発行してもらいます。
  4. 1〜3の「改葬許可申請書」「埋葬許可証明書」「受入証明書」を自治体に持参し、「改葬許可証」を発行してもらいます。改葬許可証が発行できないと、お墓の撤去はできません。
  5. 閉眼供養をして遺骨を取り出します。
  6. 墓石を撤去して更地に戻します。
墓じまいにかかる費用

お墓を撤去して新しい改葬先に埋葬するまでには、30万円〜300万円かかるといわれています。墓じまいでお墓を撤去するだけなら30万円程度で済みますが、埋葬されていた遺骨をそのままにするわけにはいきません。墓じまい後に遺骨を新たな改葬先に移す、永代供養する、散骨するなど方法によって費用は大幅に変わります。

【お墓の撤去にかかる費用の内訳】
  • 墓石撤去費用‥おおよそ10万円/1㎡あたり
  • 閉眼供養費用‥3万円〜5万円程度
  • 離檀料‥3万円〜20万円程度

墓じまいの注意点

墓じまいでお墓を撤去する場合、自治体の許可なしに行うことはできません。墓じまいは「墓地、埋葬等に関する法律」に基づいて行われるため、必ずお墓を管轄している自治体に許可を取ってから行います。

またお墓の撤去作業を行うには、撤去日までに改葬許可証を発行しなければなりません。許可証は即日発行できないこともあるため、段取りを決めて早めに申請を行いましょう。

さらに許可証の申請と並行して、お墓の解体を石材店に依頼しなければなりません。墓地によっては提携している石材店にしか依頼できないケースもあるので、墓じまいを行う前に指定の石材店がないか墓地管理者に確認を行いましょう。

石材店選びの3つのポイント

石材店とはお墓を建てるときだけの付き合いではなく、修理やリフォームなどで長い付き合いになるものです。安心してお墓を任せられる、石材店選びのポイントをご紹介します。

ポイント1:霊園による指定の石材店がないか確認

霊園や墓地によっては、お墓を建てる石材店が指定されている「指定石材店制度」がある場合があります。石材店を探す前に、霊園や墓地による指定の石材店がないか確認しましょう。指定がなければ自由に石材店を選べます。

ポイント2:石材に詳しい職人がいるか

墓石に使用される石には種類があり、原産国や銘柄、等級などさまざまです。使用する石によってお墓の耐久性が異なるため、その土地の環境に最も合った石を選ぶことがポイントになります。また石の種類によって費用も変わってくるので、石材の専門知識を持った職人がいる石材店を選ぶのがおすすめです。

ポイント3:アフターサービスが充実しているか

後世まで長く使うお墓は、地震や水害など万が一の時に備える保証があると安心です。お墓は一度建てたら頻繁に建て替えるものではないので、アフターサービスの充実している石材店を選ぶのがよいでしょう。保証内容を明確に記した保証書を発行してくれる石材店だとなお安心です。

まとめ

これから新たにお墓を建てようと考えている方や、先祖代々続くお墓のリフォームのことなら佐藤新作石材にお任せください。石材の切削からお墓の基礎工事まで自社でお引き受けするので、メンテナンスやアフターケアに迅速に対応いたします。自社工場の見学も随時行っておりますので、実際に石材をご覧になってご相談ください。